インフルエンザ対策に加湿器は有効か?

空気が乾燥すると喉の粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。湿度を50%以上に保つことで、下図のとおりインフルエンザの生存率は急激に低下するともいわれています。

インフルエンザウイルスと湿度、温度の関係

Harper,G,J.:Airborne micro-organisms:survival tests with four viruses J.Hyg.Camb.,59;479?486,1961)

逆に湿度が高くなりすぎるとカビやダニ、結露などの原因ともなります。インフルエンザ以外の室内有害物質も考慮すれば40%~60%の間に湿度を調節することが、下図のとおり、「最適湿度」と言われています。

相対湿度と微生物の相関図<br />

HarperG,J.:Airborne micro-organisms:survival tests with four viruses J.Hyg.Camb.,59;479?486,1961)

加湿って本当に花粉対策にもなるのですか?

空気が乾燥すると喉や鼻・目の粘膜が傷つき、正常な働きが出来ませんので、花粉症の症状が悪化する原因となります。また低湿度の方が高湿度に比べて、浮遊花粉レベルが高く、加湿器を使用することで空気中を浮遊する花粉は水分を吸った重みで床に落とすことができます。
40~60%の適正湿度を保つことで、粘膜を守り、花粉の落下を早める環境づくりができますので、花粉症の対策として加湿器は有効です。

しかし落下させるだけでは再び飛散してしまう恐れがありますので、併せて空気清浄機の利用とダスキンモップで拭き掃除を行うごとが大切です。

加湿器を使わないで部屋を加湿する方法は?

あります。例えば 濡れタオルを部屋の中に干したり、入浴後の浴槽はお湯を抜かず浴室の扉を開けておいたり、ストーブにやかんをかけておいたり、観葉植物を室内に置くなどです。どれも簡単で手軽にできますが、しかしインフルエンザなどウイルス対策としての加湿は困難です。
適正湿度を保つためにも、必要な加湿量を知り、それに見合った加湿方法で正しい加湿を行いましょう。

加湿すると結露するのでは?

加湿すると必ず結露するわけではありません。部屋の気密性や窓と室温の温度差によって結露は生じます。窓ガラスにつく水滴、冷たいグラスやビールジョッキにつく水滴、車の窓ガラスが曇る、メガネが曇るなど、これらもすべて結露です。
結露の問題は窓枠などに水が貯まって、カビが生えやすくなることです。カビが生えると胞子が空気中に飛んで気管などに影響を及ぼし、咳やひどい時には喘息を引き起こします。また湿度が高すぎるとダニなどが繁殖しやすくなるので、60%を超えないように適切な湿度コントロールをすることが重要です。

加湿器病って、なんですか?

加湿器が原因でかかる病気のことで、正式には「過敏性肺臓炎」と言います。
加湿器病は、加湿器が不衛生な状態のまま使用されることによって発症します。繁殖した雑菌やカビが加湿器から蒸気とともに放出され、呼吸時に一緒に吸い込んでしまうことによります。
長期間にわたって吸い込み続けると身体がアレルギー反応を起こし加湿器病を発症します。主な症状は、咳・たん、胸の痛み、発熱、全身の倦怠感などで、風邪の症状に似ています。加湿器病の中でもレジオネラ菌の感染が原因で発症する「レジオネラ症」が問題となっています。レジオネラ症は免疫力の低い新生児や高齢者などが発症しやすく、重症化すると肺炎になることもあります。

加湿器病の予防方法

では、加湿器病を予防するためにはどうすればよいのでしょうか。それには、次のことを守ることが大切です

①長期間、水を溜めたままにしない

古い水を溜めたままにしていると、雑菌が繁殖しやすく、水にぬめりが出てくると、特にレジオネラ菌が増殖します。加湿器を利用する度に水を入れ替えるようにします。

②こまめに清掃し、消耗品の使用期限は守る

加湿器の取扱説明書に従ってこまめに加湿器の清掃し、メーカーが推奨する手入れを実施します。殺菌機能のあるフィルターなどは使用期限が切れると性能が落ちますので、交換時期を守ることが重要です。

③使用しないときは、タンク内の水を抜いて乾燥させる

水を抜いた後はタンク内はまだ濡れているため、雑菌が増殖する可能性があります。特に気温が一気に上昇する春先から夏にかけてはタンク内の水を抜くだけでなく、しっかりと乾燥させることが大事です。

加湿器病は超音波式加湿器の使用により起こりやすいです。
超音波式の加湿器は、熱を加えずに超音波による振動で水を放出するもので、火傷の心配がない、運転音が静か、消費電力が小さいなどのメリットがありますが、まめに清掃をしないと雑菌が繁殖しやすいという問題があるのです。
加湿器を利用するにあたって何といっても大切なことは「メンテナンス」です。加湿器は定期的にメンテナンスを行わないと、逆に健康を害してしまうことになりなねません。

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加湿器病になりやすい加湿方式は

加湿方式には、大きくわけて、超音波式・スチーム式・気化式の3タイプがあります。
なかでも超音波式は加湿器病にかかる可能性が高いと言われています。

超音波式加湿器は熱を加えずに超音波による振動で水を放出するので、火傷の心配がない、運転音が静か、消費電力が少ないなど多くのメリットがありますが、まめに清掃しないと雑菌が繁殖しやすいという問題があるのです。その理由は仕組みにあります。
超音波式はタンクの水に超音波をあてて、その振動で霧状の水滴を発生させ、ファンの風で室内に放出させます。そのため、水が雑菌やカビに汚染されていても、殺菌処理されることはありません。そのまま室内にばら撒かれてしまいます。

ではどの加湿方式なら安全なのでしょうか。超音波式以外の加湿方式は比較的安全です。
スチーム式は水をヒーターで熱し、その蒸気で加湿しますので、加熱時に殺菌されます。
レジオネラ菌は20~45℃で増殖し60℃以上であれば死滅するので、レジオネラ症を防ぐには有効な加湿方式です。
気化式は水を気化させて加湿するため、超音波式のように水滴を飛ばすことはなく、細菌が室内にばら撒かれる可能性が低くなります。
加湿器を利用するにあたって何といっても大切なことは「メンテナンス」です。加湿器は定期的にメンテナンスを行わないと、逆に健康を害してしまうことになりなねません。

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